罹災証明書の「行列」は「AI報道」と「スマホ」で消せる

被災後1週間の実情をAIに調べてもらった。オンライン罹災証明書については、TBS NEWS DIG(RKK熊本放送)などで、「オンライン受付」と「片付ける前に写真を」との報道があった。はくおうⅡなど救援船の利用方法については、地元報道機関等で「予約方法」が報道されている。AIの活用については、「役所に並ぶ前にAIに相談を」と 勧める報道は、NHKおよび民放各社ではみられず、報道されているのは「各自治体の特設コールセンター」や「役所の罹災証明書相談窓口」など、とのことだった。

AIへの相談が報道で推奨されない理由は、①ハルシネーション(不正確な情報伝達)および ②最新情報に対応しきれていない現状からだ、と AI自身が解説している。

(罹災証明書申請についての まとめ も参照してください)


罹災証明書の「行列」は「AI報道」と「スマホ」で消せる

大規模災害時にTVニュースで流れる「役所の前の大行列」
:猛暑や極限状態の中、何時間も並ぶ、「これは本当にしかたのないことなのか?

支援に回るべき貴重な行政職員が、電話対応や窓口の一時受付に追われる
:「AIで代替できる」業務に追われるのは、資源の無駄遣い被災者のためにもなっていない

報道が果たすべき役割
:AIのポテンシャルと人間のリテラシー精度を正しく理解することで、報道が果たすべき新しい役割が導かれる

画像はChatGPT

詳細な説明はいらない
必要なのは「2つの仕分け」だけ。AIに手続きを任せるのはリスクがある…と 2の足を踏まずに前に進もう


2つの仕分け と 公的リンク への誘導

仕分け(トリアージ)
:持っている道具だけで仕分けする → 窓口に並ぶ必要のない多くの人々を救い出すことができる

  1. スマホとマイナンバーカードのある人
    ➡ 役所に並ぶ必要はありません。今すぐオンライン申請してください。
    公的リンクを提示する
  2. 持っていない人
    ➡ 窓口での手続きが必要です。熱中症に注意して、混雑を避けて手続きに向かってください。

行政サイトへの効果
AIが公的リンク表示を徹底させることで、「行政サイトが改善される
:AIの回答に誤りがあったらどうするかという懸念は、人とAIの共生社会の成熟度向上で解消できる。AIが公的ページを繰り返し提示することで、副産物として、「どのページが分かり難いか」「どこで被災者が迷うのか=動線のボトルネック」が可視化され、行政のデジタル化を育てる結果となる。

報道機関への要望
行列ではなく、避難所の段ボールベッドの上でスマホを叩く姿を映してほしい
:行列映像を垂れ流し、不安を煽るのは生産的ではない。「避難所の段ボールベッドの上、でスマホを使って数分で罹災証明書の申請を完了させている被災者の姿」を映せば、「並ばなくてもいいんだ」と言う認知がニュースを通じて広がり、翌朝の役所の行列は劇的に減少する。

一歩前へ進もう
できない理由を並べて大混雑を放置する時代は終わりにしよう
:AIによる「シンプルな仕分け」と「公的リンク誘導」、それに 「報道機関の後押し」があれば、被災者の貴重な時間と体力を守り、行政資源を「現地の直接救援」に集中できる。道具は使わないと進歩しない。新しい技術(AI)を、賢くコントロールしながら社会に実装する “私たちの一歩前へ進む意思” が求められている。


※ハルシネーション(hallucination):AIが事実とは異なる不正確な情報を、あたかも正しいことであるように出力する現象
※リテラシー精度:膨大な情報やデータの真偽を正しく見極め、目的に応じて適切に活用する能力(情報リテラシー)の正確さや、それに基づく判断の正答度合い